ワンプッシュでエンジンがスタートしない、2012yダッジチャージャーのトラブル修理です。
正常であればドライバーがキーを携帯していると、ブレーキペダルを踏んでスタートスイッチを一度押すとエンジンが始動します。
しかし現車は一度押すとACC、そして再度押しなおすと今度はON…3度目のスイッチ操作でやっとエンジンスタートという症状です。
ここでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、この症状はブレーキペダルを踏まずにスイッチ操作をしているのと似た状態です。
ブレーキペダルを踏まずにスタートスイッチ操作を行うと、上記の様にエンジン始動せずにまずACC→ONとなります。
この不具合、実は2011y及び2012yモデルのLD/LXでは非常に多いトラブルで、原因はABSユニットの電源不良により電圧降下が発生し、ブレーキペダル操作に対する信号が不安定になることに起因しています。
上記症状が発生している2011y&2012yのLD/LXの多くは、ABSモジュールのヒューズがミニブレードタイプの25Aを使用しています。
しかしその接点容量不足により加熱状態を誘発し、通電不良が発生することにより上記トラブルに陥ります。
その不具合に対し、メーカーからABSワイヤリングパッケージと称するリペアハーネスが供給され、ヒューズタイプの変更対策による改善処置が必要。
ヒューズボックス内の配電変更を行い、25Aという大容量に見合ったカートリッジタイプのヒューズへと回路を改めることで、安定した電源供給を確保します。
それによりブレーキペダル操作に対する信号も安定し、ワンプッシュスタート機能も常時正常に作動します。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備
フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)/ForSCAN完備
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)サービスプログラミングシステム対応
ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備
BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTELテスター/VCDS等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
UGオリジナル日本仕様シーケンシャルテールランプを更にアップデート バイシーケンシャルテールランプ。